naopontan(なおぽんたん) のブログ

読み聞かせの事などをつらつらと

ようちえんいやや

 

ようちえんいやや (絵本・こどものひろば)
 

 

前回の「がんばれ、なみちゃん!」と同じ日に読み聞かせしました。

こちらも3年生には少し幼稚に感じるかもしれませんが、ウケとしては良かったです。
できれば1年生ぐらいが丁度よいかもしれません。

沢山の子供達が口々に「幼稚園、嫌や。行きたくない」って言います。はてさて、その理由は何でしょうか...?
皆さん想像してみて下さい。あなたが作者ならオチはどうしますか?

実際の絵本のオチは...実際に読んでみてくださいね。

ちなみに私は那覇市立の図書館で借りるのがほとんどです。
主に利用するのが

  • 小禄南図書館
  • 若狭図書館
  • 中央図書館

です。

返却はどこの図書館でも受付けてくれますし、ネット予約もできます。
ホームページはこちら↓

那覇市立図書館トップページ

です。

 

がんばれ、なみちゃん!

 

いちねんせいの1年間 がんばれ、なみちゃん! (講談社の創作絵本)

いちねんせいの1年間 がんばれ、なみちゃん! (講談社の創作絵本)

 

3年生の娘の教室へ。この本は転校したてで内気になっている子がプールで活躍するお話なのですが、私の娘のクラスにも転校生が入ってきたのとプールの季節でもあるので丁度良かったです。

この本の主人公は1年生ですが3年生への読み聞かせ的にはまったく問題なく、子供達に好評でした。

何かしらの「取り柄 / 得意分野」があるって大事ですよね。それがあると明るくなれるし、明るいと周りを惹き付けるし。

ちなみに娘は水泳が大の苦手です。頑張れ!娘

 

はるかな島

 

はるかな島

はるかな島

 

 

私が行っている学校の読み聞かせボランティアは学校に着くとまず最初にどの教室に行くのかを決めるところから始まります。入り口のところにホワイトボードがあり、そこには学年と組が列挙されています。ボランティアの人は開いているクラス(行きたいクラス)の横に自分の名前が書かれた札を貼り付けてから教室に向かうのです。

 ・・・

本日は学校到着時には2クラスしか空きがありませんでした。で、5年生の教室を選びました。

 「はるかな島」、Goodです。実話です。高学年向けだと思います!

1510年にフェルナンド・ロペスという傷心で人間嫌いな男が無人島に流れ着きます。
荒れ果てた島に作物を植え、家畜を飼い始めます。たまに船が立ち寄ったりし米が実っていることに驚きます。島にある食料をもらう代わりに違う作物の種や家畜を置いていきます。
しかし、フェルナンドと漂流者の間には交流はありません。フェルナンドはそれ程心に闇を抱えているのです。そんな男の存在が女王の耳に届き…。

 

読み終わった後に「これって実話?」とすぐに聞いてきた女子が居ました。それをキッカケに話が広がり、

 

「そう。セントヘレナという島だよ。自分も気になって GoogleEarth で調べたさぁー。そしたら発見したよ。大海原に拡大拡大していくと小さな島が出てくるよ」

他の男子生徒「GoogleEarth知ってるー。緑豊かなの?そんなに小さいの?」

「気になってどんどん拡大していったら道路や民家が見えてきたよ。あれ? それなりに広さはあるなー。と」

子供達「へー」

「で、もっともっと拡大するとレストランの写真が出てきてそこには2人でビールジョッキ持って乾杯する笑顔の人たちが居たよ」

子供達「おー!」

「皆も時間があるときにでもGoogleMap や GoogleEarthで島を見つけてみてね。じゃあ今日はこれでおしまいねー」

 

その後、「実際に手を動かして島を見つけてくれる子が居ればいいな」と思いつつ教室を後にしました。

 

いぬのロケット 本を読む

 

いぬのロケット 本を読む

いぬのロケット 本を読む

 

 平成29年度の読み聞かせがスタートしました。
先日の読み聞かせの会結成式ではお父さんが私の他に2人いらっしゃいました。
属性は似ているはずなので仲良くやれたらいいなと思う今日このごろです。

年度スタートということで結成式では喋れなかったのですが、私が読み聞かせで気をつけている点は…

  • 早口にならないようにする(結成式でも他のお母さんが仰っていました)
  • 過度な声色の使い分けはやらない(昔、読み聞かせ講習会でプロの人が言っていたから。あまり大げさにやると返って子供が白けるらしい)

といった感じで、オリジナルとしては

  • 数冊の候補の中から「これ読んだことある人~」などと挙手してもらい、基本読んだことが少ない作品を読む
  • 読み聞かせの始まりは前回読んだ本を思い出させ、「面白かったよねー」などと言う(ふりかえり・記憶の定着)
  • タイトルに続いて文や絵・翻訳者の名前は必ず読み上げる(その後、若い人かな?それとも年取っている人かな~などと言ったりもする)
  • 本を持つときは基本的に真ん中の下(のどの地の部分)を持つ。ページめくりはそのページを読み切る直前で手を掛ける(これも講習会で教わった)
  • アドリブで解説とか入れたりは普通にやる
  • 読み終わったら私(読み手本人)が面白かった部分を軽い感じで伝えて、皆はどうだったか?を問いかける。その時、複数の子達から「あーだーこーだー。どーのこーの」が聞こえてざわついた感じになると成功かな?って思ったりする。
  • 読み聞かせの候補からこぼれた作品は次回に読んだりするが、図書館へ返却してしまったりもするので、この限りではない。

と、こんな感じでしょうか。

 

あー、前置きが長くなってしまいましたが読み聞かせ当日。いざ3年生の教室へ。

この本はまず、「絵がかわいい」です。そしてお話もとってもいいです。3年生~5年生がちょうどいい感じだと思います。
勉強する楽しさ・本を読む楽しさを教えてくれます。
朝1校時目の前の読み聞かせですが、これを読んだあとの一発目の授業が盛り上がってくれたらいいな。

Date.parse に振り回された話

Rails でシステム作っている。
日付入力フィールドはテキストフィールド + DatePicker(jQuery) だ。

お客様: 和暦でも入力できるようにして欲しいんだけどー
: ごめんなさい。それはできません

... 数日後 ...

お客様: 和暦できないって言ったのに出来るじゃん!
: あっ、もしかして...と思い、 "S50.12.31" と入力 ⇒ 出来た!(1975-12-31 になる)
お客様: おいおい、大丈夫ねー。作り手だよねー。しっかりしてよね!
: (T_T)

... 所感 ...

日付入力はガチガチにして、「和暦はできません!」って言うか、それとも Date.parse の仕様をお客様に分かりやすい様に説明書書くか...(面倒)
まぁ、フリー入力させてる時点で危険。って話に落ち着きそう。

 

以上、愚痴でした。

おんちのイゴール

 

おんちのイゴール (世界の絵本コレクション)

おんちのイゴール (世界の絵本コレクション)

 

 4年1組の教室へ。
私には2年生と4年生の子供が居るのですが、いつもどっちに行くのか悩みます。
今回は事前にこの本を読んで「よし、今回は4年生のトコに行こう」と決めました。

読み聞かせは高学年になればなるほど何を読んでいいのか悩みます。
(実際はあまり気にする必要もなく、どんな絵本も案外よろこんでくれますが...)

テーマが4年生に丁度いいと思ったからです。

おんちのイゴールは音楽が大好き。でも周りからは音痴だと嘲笑されます。
人はだれでもコンプレックスを持っているもの。でも、それを個性として捉える人もいます。

そういう理解者と出逢えたイゴールは...

続きはぜひ手にとって読んでみて下さい。
読み終わった後はぼんやりとした勇気をもらった感じになれました。