naopontan(なおぽんたん) のブログ

読み聞かせの事などをつらつらと

今までの読み聞かせ人生で一番残念な感じになってしまいました

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今日はいつもと違ってチャレンジングな試みをしました。仕事や趣味でもあるコンピュータ関連の絵本の読み聞かせをやってみたのです。

 

・・・

 

私は仕事としてプログラミングをしております。
ほぼ毎日、パソコンの前で英数字列をタイプするアレです。
プログラミングは学生の頃から好きで、それを仕事にできている自分は恵まれてるなーとも思っております。

 

昨今は「プログラミング教育」なるものがブームになってきており 「IT + 教育」 も盛んに目にする機会が多くなりましたし、個人的には無料のプログラミング教室にもメンターとして関わってもいます。

 

そんな中、私の大好きなプログラミング言語の絵本が発売され、自称「プログラミング + 読み聞かせの第一人者」である私は速攻で買いました。

で、子供達には家で読ませたりしてなかなかの好評でした。

しかし内容的には「読み聞かせにはちょっと合わないかなー」と感じておりました。
読み聞かせは読み手1人に対して複数人の聞き手がいます。
プログラミング教育(論理的思考とか含む)では「じっくり考える」というプロセスが伴うため限られた時間では限界があります。

そんな感じで薄々は分かっていたのですがチャレンジしなくてはという気持ちでタイミングを見計らっておりました。
そんな中、たまたま6年生の教室に行くことになり、他の本と「どっちがいい?」の多数決をとると圧倒的にプログラミングの絵本に手が挙がりました。

「よし、いっちょやってみるか!」と気合を入れて読み聞かせを始めました。

・・・

が、、、、自分でも読んでて虚しくなるぐらい子供達の反応が鈍い。子供達は正直なので面白くないと感じると集中力が欠けてきてそわそわしてきます。
えぇ、分かりますとも。この落ち着きの無さ。そうだよなー。つまんないよなー。
それでも頑張って読み進めましたが結局、時間切れのチャイムが鳴りました。
苦し紛れに私は「今日は時間切れだね。今日は本を置いていくので興味のある子は続きを読んでね」と声掛けし、後ろで聞いていた先生にも押し付けがましく「来週取りに来るんで~」などと言って教室を後にしました。

 

・・・

 

ということで残念な結果に終わりました。(T_T)

ここで誤解無いようにしてもらいたいのですが、この絵本は単に「不特定多数に読み聞かせる絵本ではない」という事です。もちろん、やり方次第では大丈夫かもしれません。
しかし私的には「読み聞かせには向いていない」と思うだけです。
私はこの絵本が大好きだし、この絵本に出てくるプログラミング言語も大好きです。
本の名前を出すと変に dis ってるみたいになって思いもよらない方向に行くのは嫌なので本のタイトルは伏せました。