ぶつくさモンクターレさん
4年生で読み聞かせ。
タイトルから想像できますか? できますよねー。
いるいる。大人でもモンクターレさん居ますよねー。
もしかしたら、これを読んでいるあなたがモンクターレさんかもしれませんよ。ご注意を。
あー、恥ずかし。
うちの奥さんは長女が文句言うと「出た! 文句 タレ子さん!」とよくいいます。
小学生のぼくは鬼のようなお母さんにナスビを売らされました
小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。
- 作者: 原田剛,筒井則行
- 出版社/メーカー: ワイヤーオレンジ(インプレス)
- 発売日: 2014/11/29
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
4年生のクラスへ。
今日向かった教室は息子の組と思ったら別の組でした。
(まだ息子が何組か覚えていないw)
まぁだからといって読み聞かせの影響はこれっぽっちもございません。
さてさて、この本は TV番組「奇跡体験! アンビリバボー」でも紹介されたので有名ですね。
有名過ぎて図書館の予約して数ヶ月待たされましたが、やっと私の手元に回ってきました。
最初、家で読んだ時は涙腺が緩みっぱなしでしたが、読み聞かせ本番でそうならないための訓練でもあります。
(昔、読み聞かせ中に感情移入しすぎて失敗した経験あり*1 )
子供たちの反応も「アンビリバボーでやってた!」とか予想通りの展開。
内容はもちろんいいのですが、この手のお話は昔はもっとあったような・・・。
大人の方は作者のあとがきもぜひ読んで欲しいです。
「たくましい子に育てる」は最近では「優しい子」や「人の役に立つ子」よりも次点になりがちな感がありますが、重要な事だと気付かされた1冊でした。
...
読み聞かせが終わって読み聞かせ仲間の人と雑談してたら、「あー、この本は中学でもいけるかも」と言われました。
確かに。この本は低学年から中学生までいけるかも。
オオカミのはつこい
2年生の教室へ。
可愛いメスのオオカミに一目惚れ。
可愛い子と付き合いたくなったらどうする?
頑張ってその子に好かれようとするオオカミのお話です。
男はそういう時に色々な行動を取りますよね。その行動は大体パターン化されています。
そしてその結果は成功 / 失敗のどちらかです。
こう書くとそっけないですが、そこには数々のドラマが待ち受けています。
主人公のオスオオカミはどういうアプローチで迫っていくのか? そして恋の結末は…
どちらかと言うと女の子にウケが良かった感じがしました。
カブトくん
2年生の教室です。
友人からの連絡で「家に野生のクワガタが飛んできたので捕まえた」との連絡がありました。
そろそろそんな季節かー。と感じていた際の本選びでこれに決めました。
カブトムシの生態を学びつつ生き物の共存について教えてくれます。
飼育係長
先の読み聞かせの次に読みました。同じく4年生の同クラスです。絵がマンガチックでウケがいいし、経験上この作者の絵本は読み聞かせでは安定しているので年度スタートには丁度よいかなと。
読み聞かせ開始時に「では、今からこの本を読み聞かせします」と表紙を見せながら子供たちに伝えた所、一人の女の子が「あっ、この本、今日お母さんが妹のクラスで読み聞かせしてるよー!」だって。
偶然ですねー。今度、保護者の集まりでそのお母さんとの話題が出来たのは嬉しいけど顔がわかんないよー。
まぁそれはさておき、内容はやっぱり楽しいです。動物を飼うことの大事さもしっかりしてるし。
あと、今年は読み聞かせで今までよりも抑揚を付けて声をだすことにしました。
昔、読み聞かせ講習会で「あまり派手に抑揚を付けたりキャラを意識して声を変えたりするのはよくない」と教わったので、
それを意識していたのですが意識しすぎていた感を感じていたので変えます。
去る5月10日読み聞かせボランティアの結成式があり、読み聞かせデモンストレーションで
1人のお母さんが読み聞かせを披露してくれました。
↓
デモ終了後、「このお話は3兄弟のセリフが交錯しますが、声色はいちいち変えていません。そこまで意識しなくてもいいですよー」的な事を仰っていたのですが、「うんうん。さすがだ。よく分かっていらっしゃる」と心の中で激しく同意していました。
読み聞かせは敷居が高いなーと思っている人がいらっしゃいましたら
「そんなこと無いですよ。楽しめばいいのです」と言いたい今日このごろです。
平成28年度スタート!
今年で読み聞かせも7年目です。これからもやっていけそうです。
実はスタートは先週だったのだけれど家で準備をしていたら時間を勘違いしてしまい、行けませんでした... トホホ ;(
今年度一発目は4年生の教室に行ってきました。選んだ絵本は自宅にあったこの1冊。
実はこの本はサイン本でして、子供たちに「このサイン、この本の作者に会って書いてもらったんだよ」と伝えると興味を示してくれます。絵本制作のリアリティーを垣間見れるし子供たちのハートをキャッチするにはうってつけです。
内容としては申し分無いのですが一発目に おかあさんがおかあさんになった日 (絵本・こどものひろば) 、二発目にこの本とワンツーパンチで効果が増大すると思います。(あぁっ、「おかあさんがおかあさんになった日」は持っていない。買っとこうっと...)
あと、文中の「おっぱい」という言葉に反応する子供が数人居たので2年生ぐらいまでがいいのかも。よし、次はワンツーパンチで2年生で試してみようっと。
長野ヒデ子さんのサインです。
↓
100万回生きた猫
6年生の教室で読み聞かせしました。
もともと6年生の最後の読み聞かせの日に卒業記念として読むつもりでしたが低学年のクラスが先に埋まってしまったのと、妻に「今までの集大成で評判の良かったのがいいんじゃない?」と言われていたので「まぁいいか」の気持ちで教室へ。
この本が面白いのは言わずもがな有名すぎるし、大人でも楽しめる奥の深い絵本なので6年生でもよろこんでもらえるんじゃないかと期待を込めて。
結果、かなり集中して聞いていたので読んでよかったと思います。
本当は感想を聞きたかったけど、6年生ともなると恥ずかしがってあまり自分の意見を言わなさそうな空気を感じたのでやめました。
・・・ 以下、ネタバレ(!?)あり・・・
Amazon のレビューを読んでこの本の良さがさらに理解できました。
100万回も泣いたのは,これまで愛してくれていた100万人分の気持ちがわかったから。...
100万回愛を知らずに生きるより,1回でも愛を知って死ぬほうが尊い。こういうことでしょうか。
卒業式直前の最後の読み聞かせはこの本の振返りをやってもよさ気だなー。
おまけ。
こんな本見つけた。作家13人による短編小説や詩のアンソロジー。谷川 俊太郎もいるやん。
↓